https://vimeo.com/197895879?title=0&byline=0&portrait=0

Kevin McGloughlin

Kevin McGloughlinさん、動画と静止画の間が見えてるような感じか。流行風な感じの裏に、なにかそのような哲学を感じる。アイルランド出身でアートに若い頃から興味があったようで、フィルムとアニメーターの監督をしているよう。他の作品もおもしろい、アートを感じる。

https://vimeo.com/kevinmcgloughlin

https://www.kevinmcgloughlin.com/about/

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https://www.youtube.com/watch?v=nVlCGZn6Qog

ムーディーマン デトロイトの謎

Resident AdvisorがMoodymanについて解説している。デトロイトシーンにおける重要人物の一人。なんでもインタビューをほとんど受けないので、ほとんど映像が残ってないとのこと。

本人曰く自分を説明する簡単なものとして、ブラックスプロイテーションを挙げている。

また動画の最後では彼を偉大なアーティストに位置づけている理由として、そのミステリアス性にあると結論づけている。

彼のインタビュー内での発言で印象的なものといえば、「みんなDJなんかに気を取られすぎだ」リスペクトしてるのは、デトロイトシーンに多大な影響を与えたというMojoというデトロイトのラジオDJらしい、ちなみに二人ともプリンスのファンのようだ。

https://www.residentadvisor.net/features/3124

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KERSTIN-BRATSCH

カースティン・ブラッシュ Kerstin Bratsch

単純に見た時に"キた"ので、お勧めだが、アートの文脈では、"抽象的な感情を抽象的なもので表現"するといった抽象絵画の文脈からである。

抽象絵画の歴史は以下に詳しい。1900年代初頭に起こったリアルに書くことから、精神性を描く時の表現の変化。美術史における非常に重要なターニングポイントである。それらを主導したのが、ドイツで作られたBlue Rider Group。それらはGerman Expressionism(ドイツ表現主義)と呼ばれてメンバーは創始者のKandinsky、Marc等からである。これらは歴史事実でしかないですが、文脈としてKerstin Bratschを理解するための前提となる。

https://www.youtube.com/watch?v=OddPuDu4P2M

アーティスト名 + cirisizmで調べると批評が出てくる。彼女はドイツ出身で、現在はニューヨークで活動を行っているようだ。アートの文脈においては、どこ出身か?というのは、どこで活動しているかよりしばしば重要で、作品のバックボーンとして語られることが多い。わかりやすい例で言えば、日本人の村上隆が、アニメとか浮世絵の文脈で語られている(語らせている)が挙げられる。

彼女の作品はやはりというべきか、抽象絵画の初めにまで遡って批評されている。ドイツ、精神性、抽象画、カンディンスキーの理念は芸術における精神的なものにあったので、たしかにこの作品からもそれは感じる。

https://art.newcity.com/2015/11/05/review-kerstin-bratscharts-club-of-chicago/

 

なにか自然法則を、人の解釈を加えて、再構築した、といったような感じだろうか。ガン細胞を顕微鏡で見ると皮肉なほど美しいのだが、それを見た時の感覚に似ている。

論理的(批評的な)文脈で作品を語るのは、やっぱりどこかで無理があるというか、作品の思想とか哲学まで迫るのはいいことだし必要なことだと思うが、あくまでそれはサンドイッチでいえば(なんでサンドイッチ...)パンの部分であって具ではないと感じる。ただやはりいい作品というのは、歴史の検証に論理の部分からも、感覚の部分からも耐えうる感じがする。

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Larry-Levan maestro

Maestro クラブカルチャーの礎

Boiler Roomで1970年代NYCでのダンスミュージックシーンの起源などについて当時の人々が語る、ドキュメンタリーMaestroが見れる。Amazonで日本語版買うと今中古で8000円位するので必見。現在も第一線で活躍するDJの若かりし頃の写真が出てきたり、Keith Haringが実は当時Paradaise Garageに来ていて踊っている映像が出てきたりする。アンダーグラウンドで起こったこの革命は、当時の人々の話を聞きそれを後世に伝えていくという方法でしか残らない、メディアは違えど、何世紀も前から続く文化の継承方法。

https://boilerroom.tv/recording/maestro

今では伝説的な箱PARADISE GARAGE / THE  LOFT/ THE GALLERY。これらのイベントは、完全口コミで広まり(当時インターネットなんてないので当たり前だが)完全招待制でパスを持っている人しか入ることが出来なかった為、入口の前には入りたくても入れない人々がたむろしていたらしい。また当初は、今よりも差別されていたゲイの人々の場であったが、不思議とフロアではゲイもノーマルも関係ない空間が広がっていたようだ。

当時の人々が、自分たちで工夫しながら、場を創り上げていく過程が面白く、今のクラブカルチャーの原型がこの時に既に出来あがっているのに驚く。サウンドエンジニア、照明、内観等、インタビューから当時のこだわり、大事にしていたものが伝わってくる。

基本的にはLarry Levanのトリビュートにもなっているのだが、そのLarry LevanもリスペクトしていたDavid Mancusoの偉大さについでも多く語られている。(『Life And Death On The New York Dance Floor, 1980-83』という本でDavid Mancusoについていろいろ書かれている )

またこのイベントの終焉はエイズによるオーナーの死という。Francois Kがインタビューで当時のエイズの蔓延について語っている。

尖ると排他的になりがちだが、お金持ちも、貧乏人も、ゲイも、ノーマルも年齢も音楽のジャンルも超えてすべてを受けいれてくれる、そんな場所だったに違いない。

 

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Matthew Herbert 音楽が観るものに変わった

この動画ではマシュー・ハーバートが自身のクリエイティブ・プロセスについて語っている。この人のDJをサマソニ深夜のHCANで体験した時は、本当に驚いた。様々な名義でいろいろな曲を発表しているが、DJプレイ時は、もっぱら躍らせることに特化していて、踊っているというよりも、踊らされている、宇宙を浮遊させられて4次元に突っ込み、最後には無といったような体験。だが何か、虚無感というか、悲しみというか、そんなものを感じ取ったのを鮮明に覚えている。

この動画で、まず最初にハーバートは自身のパーソナル・マニフェストを紹介している。これはいわゆるnot to do list、やることリストならぬ、やらないことリストだ。ちなみに、Youtube動画の設定ボタンから翻訳が見れるが、なぜか日本語がある(あるのは現時点で、英語、ドイツ語、そして日本語だけ)。Abltonのブログもなぜか日本語があり、熱心な代理店等があるのだろう。

以下は実際のマニフェストで、動画の中で詳しく説明されているが、自身がより発展していく音楽ツールの中で、オリジナリティを保つ為に作ったようだ。また、ツール自体には秘密はないので、それを使って何をするかが重要との事を伝えるメッセージでもあると言っている。私は皮肉屋なので、公開しても決して誰も作れないだろ?という挑戦状であるように感じる。(また後半で言及しているが、公開していない(するべきでない、する必要がない)、隠しマニフェストがあると言っている)

https://matthewherbert.com/about-contact/manifesto/

 

何をやるかと、何をやらないかを両方持つことが、動機づけとしは一番強い。なぜなら実際問題、選択しなければならないケースに出会う確率が高くなるからである。

信条、ドグマ、イデオロギーなんて言葉でもいいが、それらを明文化したパーソナル・マニフェストなんてものを、MOMAにまで展示されているようなアーティストが共有するのは非常に稀な気がする。勝手にアーティストの思想や哲学のオープンソースとでも呼ぼうか。

このような共有というか、発表していくプロセスに個人的に賛同する理由の一つは、目や耳が肥えていき、インプットの質がアウトプットの質を完全に超えてしまうと、アウトプットが出来なくなる人が多くなると思っているからである。プロセスでも些細なことでもいいので発表していくのが重要だと思っている、この文章だってそうだ。ハーバートもこの中で述べているが、自分のアウトプットが高まるプロセスを自分で発見、逆にアウトプットが出来なくなるプロセスを発見することも重要である。

さて他にもこのインタビューで気になったものが多くあるが、以下、簡易ではあるが紹介する。

・音楽をプロセスとして捉えている
・音楽が観るものになった
・生計を立てる必要性と芸術は明確に区別する必要があると思っている(マニフェストを棚上げする時もある)
・白人にはかなりの特権がある、そいうった特権に疑問を投げかけるのも責任の一部だと考えている
・音楽は今ではシャンプーみたいなものになってしまった、髪を何度も綺麗にする、それだけ
・芸術において、まず自問すべきものはこの作品の目的は何か?これにどういった効果を持たせたいのか?これは何を表現しているのか?それを表現するのに最適な素材は何か?
・なんらかの方法で世界を変える音楽に興味がある

今回のマシュー・ハーバートしかり、他のアーティストしかり、一般的にアーティストは右脳思考で論理的に説明下手なのではないかと思われているふしあるが、そんなことはない。突飛なものを作っているものほど実は非常に論理的で緻密な思考のベースの上で踊っている。

もともとこの動画を知ったきっかけはAbletonのサイトなので最下部にリンクを張っておく。

https://www.ableton.com/ja/blog/matthew-herbert-personal-manifesto/

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https://www.youtube.com/watch?v=2XY0EHSXyk0

Flying Lotus – Post Requisite by Winston Hacking

フライングロータスの新曲が出た。この人ほど、PVを使った売り方が上手い人もいない気もするのだ。ちなみにPVは歴史的にはビートルズが、新曲リリーズ時にプロモーションの為にTVに出るのが面倒なので、自分たちが出演する音楽と映像を合わせたものを作りテレビ局へ提供したのが、PVの始まりらしい。

また話が脱線するが、昔Matthew Herbertがインタビューで何故自分でPVを作るかという理由を聞かれて、自分の曲に、水着のおねーちゃんのビデオが合わせられるのが耐えられなかったと、言っていたのを思い出した。

フライングロータスは毎回毎回違うアーティストを起用していていて面白い、一体全体どこから発掘してくるのだろうか。このPVの作者であるWinston Hackingって人もおそらく無名。自らアポを取って一任しているのだろうか?過去に日本のホラー漫画家とを起用したりもしていて、このあたりの自分が信用した人に任せて好き勝手やらるというスタンスは好きだ。

そういえば、Ruff Mercyも数年前までは無名だったのに、Earl SweatshirtのPVに起用されてからじわじわと、そのやばさが浸透してきたりしたわけで、こういう片思いの状態で依頼して、自由に作らせる起用法にビッグリスペクト。

またこの人は、他のアーティストと違って完成品だけをアップするのではなくて、実験段階からどんどん公開していくスタンスを取っている。これはアイデア段階からオリジナルという自信を持ってないとなかなか出来ない。

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meg_hewitt_tokyoisyours

メグヒューイット Meg Hewitt

家の近くのギャラリーを通ったら、「うん?日本人か?」と思った写真が目に飛び込んできた。名前を見るとMegとあるのでもしかしたら、ハーフなのかもしれないがシドニーで生まれたアーティストらしい。

この写真が目に飛び込んできた時、なんともいえぬ見覚えがある感じ。日本のホラー漫画だ。Tokyo is Yoursというシリーズを展開していて、なんでも2011年の東日本大震災時から始まり、マンガ、シュルレアリスム、フィルムノワールなどにインスパイアされているとのこと。

https://meg-hewitt.com/

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MAIDENFED

MAIDENFED

たまたまInstagramで見つけたのだが(一体何を見ているんだ...)、このMAIDENFEDというアーティスト。コラージュ作品は、自分の写真を素材の一部に使用している。

アーティスト個人については謎だらけなのだが、ニューヨークに暮らすアーティストらしく、カレッジ時代はいわゆるシュガーベイビーで、そこでの経験でドラッグ依存という経験もしているようだ。裕福な家庭で生まれていないニューヨークの女性アーティストの遍歴としてはよくある話かもしれない。

これらのコラージュ作品は薬物中毒のリハビリ時に作っていたものらしい、短期間にしてはかなりの数があり、よく見るとひとつひとつ面白い。

froggyちなみに、若い女性と親密な関係になろうとする目的で金品を贈る男性(いわゆるパトロン)の相手の若い女性はシュガーベイビーと呼ばれる。男性側はシュガーダディーと呼ばれていて、"SD"なんてスラングがある。

彼女の写真を見てもらえばわかるが、いわゆるBDSMがお好きなようである。テクノのイベントなんかでもこういった服装をしている人達を男女問わず見かけるが、確かに性的なエロティシズムから少し外れ、嗜好性を持ったBDSMというジャンルは面白く、プレイ中に生死のギリギリまで追い込んだ結果死んでしまう人もいるようで。

walefj彼女の作品は以下の個人ブログで見れ、作品も買える。

http://maidenfed.com/collages/

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ウルトラヘブンとかいう漫画

たまたまググっていたら、この「ウルトラヘブン」とかいう漫画を偶然に見つけた(一体何をググっているんだ...)。全部で3巻まで出ていて、まだ完結していないようだ。1巻が2002年、2巻が2005年、3巻が2009年に発売されている。HUNTER×HUNTERを余裕で超える発売スピードの遅さだが、各感で完結しているとも感じ、既に作者的には完結しているのかもしれない、いや、というか書けないのかもしれない。

冒頭から面食らう設定で始まる。ポンプ、ベギラ、ゴモラ、フラットライン、アンプ、P。何を言っているかって?ウルトラヘブン内にでてくるワードだ。世界観を作る上での現実世界にないワード、それらを私たちは知らないし一度も使ったこともないのに、スッと入ってくるこの感覚。

少し話は脱線するが、フランスではバンド・デシネといって、日本人からする漫画が、海の向こうではアートの領域にいつのまにか入っていて、第9のアートとか言われている。

個人的に好きな二次元の技法が、やはりというべきか使われている。繰り返し、融解、分解、うねり、ゆれ、密度、時間の歪みなどである。便宜上、個人的にそう呼んでいるのだが、これらは"クる"なという絵画を主とする視覚表現に使われいる。また漫画の特徴でもある、色を使わなくても出来ることから、使わざるを得ないというべきか。

ピカソを筆頭に、古今東西の過去の変態共に絵画の世界でやりつくされているから、これを漫画という土台の上で21世紀に回したのは、なんともいえない。まぁとにかく読んで見て味わうことをお勧めする。

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